はじめに
最近とても耳にするようになった、Highly Sensitive Person 略してHSPとはいったい何でしょうか?私自身がHSPではないかと思うこともありこれまで色々な文献を読んだり、ソーシャルメディアを調べたりしてみました。
私はこのHSPに対してはじめのうちは、心理学やそれらの領域の一過性の流行りに過ぎないと思っていましたが、そう言った方々のSNSや書籍関係を読むにつれこれは一過性のものではなく深く掘り下げていく必要があると感じました。
そういった言葉が生まれることで、今まで自分だけだと悩んでいたことが実は他にも同じような性質や特質で悩んでいる人がいるということを知ることができ、またそれと同時に一緒になって共感したり解決策を考えたりすることが出来ると言ったことで生きやすさにつながるといったプラスの側面が生じます。
HSPは障がいではないですが、似たような状態になる精神障害はあります。昔は社会不安障害と呼ばれ、今は社交不安障害という病気や、また敏感に感じる力が強い発達障害などです。発達障害は発達神経症に名前が変更になるといううわさもありますが、精神科の領域は手を変え品を変え名称が変わったり、病気ではないことを病気にしたり、それによる利権も何かしらあるでしょうが、ここではいったんそういったことは置いておいてこのサイト(sunny cloudy sky)においてHSPについて深堀していきたいと考えています。
HSPの歴史
HSPは、90年代の終わりごろには、エレイン・アーロン博士やアーサー・アーロン博士によりHSPスケール(尺度)が開発されています。
スケールはインターネットで調べれば出てくると思うので気になる方は調べてみるといいでしょう。
HSPの人は、情報処理と解釈をそうではない人と比べるとより深くおこなっているそうです。よく考えすぎと言われるかもしれませんが、意図的に考えてしまうというよりは無意識レベルで考えてしまう、自分が考えたくなくても考えざるを得ない状態になっていしまう。コントロール外の部分でそうなってしまうのがHSPの人達なのです。そしてその情報が、科学的ではないレベルにまで達してしまう人もいるようです。私も今まで気づきませんでしたが、なぜかわかってしまうという状態があります。こうなんだと知ることができる確かな情報がないにもかかわらず、確信的にすっとわかることがよくあります。これは偶然だと思っていましたが、それがHSPの能力の一つだとある本を読んでわかりました。次の段落でその能力について紹介します。
HSPの4つの能力
HSPには、そうでない人々に比べて突出した能力を持っています。なので、自分は人より感受性が豊か過ぎて傷つきやすいと悩んでいるHSPの方は多いかもしれませんが、深く悩み過ぎないで、自分のためにまた、自分の愛する人のためにその能力を使うようにしてください。
この4つの能力については、コートニー・マルケサーニ氏の著書、「繊細さんの4つの才能」から紹介したいと思います。
①エンパス…感情を読み取る能力に長けている
②インテュイティブ…物事の手がかりやサインを感じ取って、通常なら見逃されるであろう重要な情報を感知することができる。
③ビジョナリー…視覚や空間認知能力が鋭い
④エクスプレッシブ…とてもクリエィティブ。身の回りで感じとった美や、喜劇的要素、悲劇的要素を表現するのが得意。
私は②の能力が強いように感じます。だから人より先になにかを検知したり、先回りして予見することができることが多いのです。周りの人がそのことを信じてくれると有用性がありますが、「なんでそんなことがわかるの?」と疑心的な態度で信じない人の場合だと、その能力を提供することは叶わなくなるでしょう。付き合いが長く、私とコミュニケーションを多く取っている人は私の予見を信じてくれる傾向にあります。もともと懐疑心が強いタイプや自我が強い人、見たことしか信じない人にはこういった話をしても信じてもらえない場合が多いですが、それが悪いわけではないのでそこにエネルギーを注ぐことは自分にも相手にも無駄なことなので諦めることにしています。
HSPの才能をより深く知るには???
私が読んだ、コートニー・マルケサーニ氏の著書、「繊細さんの4つの才能」をぜひ多くのHSPさんに読んで欲しいと思います。この本には、一つ一つの才能について詳細が書かれていますし、その他にも繊細さを癒す技術などが書かれています。下記のリンクから楽天のサイトにて購入することができます。
「繊細さん」の4つの才能 世界最先端のHSP研究家が教える繊細さを強みに変えるヒント [ コートニー・マルケサーニ ] 価格:1,694円 |
多くのHSPさんがこの混沌とした世界で少しでも幸せに自分自身や社会を愛して過ごすことができますように。
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